3月9日から約一週間、代表が能登にあるグループホームに派遣スタッフとしてお手伝いしてきました。
今回は、社長の声をそのままお伝えします。
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今回私は、輪島市の朝市からそう遠く離れていない「ひなたぼっこ」という、能登のグループホームへ災害支援へ行ってきました。このグループホームは、現地でのインフラの回復が遅いことから、現在かほく市にある施設へ集団疎開しています。
再興にどんな手立てが出来るのか、限られた時間ではありますが一緒に考えられたらと思い、今回の災害支援に参加しました。
現場では介護職員として働きながら、ひなたぼっこの代表とやり取りをしていました。
代表は今も輪島市に残り、頭を抱えている状況です。
再興の助成事業を考える余裕もなく、現場を回すだけで精一杯。
しかし、集団疎開先の家賃が高いことや働いてくれているスタッフへの処遇についてなど、問題は山積みです。
まずは今後の方針と、今の施設の状況、そして代表が思う気持ちをスタッフと共有するのが最初のことと考えます。
いまだ再興に関しては手が付けられない状況のようですが、グループホーム光の派遣職員についての相談など、派遣後も代表とやり取りを続けています。
引き続き能登の災害支援は続くかと思いますので、グループホーム光から職員を派遣できればと考えています。
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久しぶりの介護の現場で感じたことも、聞いてみました。
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私自身、現場で学ぶことも多く、支援に行ってよかったと思っています。
例えば、夜間の起床時にセンサーで対応している場合、停電時に機能しないことが危惧されます。
しかし、鈴を用いればセンサーより音も柔らかく、停電に左右されにくいと感じました。
その他にも、写真入りのフェイスシートが用意されていたり、マニュアルもしっかりしていたため、介護の経験があれば「この人にはこのような対応」というように、すんなりと現場に入ることが出来ました。
いつ起きるかわからない災害に備え、グループホーム光でも改めて災害時の対応や備えについて再考する必要があると感じました。
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